今のWebの世界は、少し「うるさすぎる」と感じませんか?
画面を埋め尽くす広告や、記事を読む前に立ちはだかる会員登録の壁、画面を覆い尽くすバナー広告、記事の途中で挟まるPR誘導。これらはビジネスとしては「正解」なのかもしれませんが、利用する私たちの心は少しずつ疲弊してしまいます。
だからこそ私(okamo)は今、あえて時代に逆行するような個人メディアシステム、「homepage」を開発しています。システムに詳しくない方にも分かりやすく言えば、**「25年前のインターネットの手触りを、最新のAI技術で再構築する」**という試みです。
「homepage」が目指す、3つの逆張り
このプロジェクトは、現在のWeb開発における「常識」に対する挑戦でもあります。具体的な違いをご説明します。
1. マネタイズ:継続課金 vs 都度課金
現在の主流は「サブスクリプション(継続課金)」です。運営側にとっては安定収入になりますが、ユーザーとしては「解約し忘れ」を狙われているようなストレスを感じることはありませんか? そこで「homepage」は、あえて**「少額の都度課金」**を採用します。一度チケットを購入すれば、N日間は全ての有料記事が見放題になります。まるで駅の売店で雑誌を買うような、シンプルで後腐れのない関係性が心地よいと考えています。

2. 読む体験:リッチメディア vs 「読むモード」
動画や派手なアニメーションは排除する方針です。最初からiPhoneのSafariにある「リーダーモード」のように、テキストと画像だけが表示される質実剛健なデザインを目指します。「リッチな体験」ではなく、「読むことへの集中」を最優先したいからです。
3. コミュニティ:匿名 vs 透明性
コメント欄の荒廃は現代の課題です。特に「ヤフコメ(Yahoo!ニュースのコメント欄)」などで問題視されているように、過度な匿名性は誹謗中傷を生みやすく、時には世論操作にも利用されかねません。

ここでは、コメント投稿者の接続元と日替わりID(例:JP / Tokyo / ID:40cce3b9)を表示することで透明性を確保します。「誰でも書ける」という便利さよりも、悪意ある書き込みや世論誘導を防ぎ、安心して読める空気感を大切にしたいからです。
AI時代の新しい開発スタイル
実はこのシステム開発において、私(okamo)はコード(プログラミング言語)を全く書いていません。
「人間が目的(Why)を決め、AIが手段(How)を実装する」。これがこのプロジェクトのルールです。Firebase Studioなどの最新環境を活用し、GoogleのAI(Gemini)に指示を出す。それが私の役割なのです。
真の資産は「ソースコード」ではない
こちらをご覧ください。これが「homepage」のプロジェクトフォルダの中身です。
一般的な開発であれば、プログラムそのものが格納されているsrcフォルダが最も重要視されます。しかし、このプロジェクトで私が最も価値があると考えているのは、画像にある**prompt_history(プロンプト履歴)**というフォルダです。
ここには、「私がAIにどのような指示を出し、どう考えたか」という対話の記録が詰まっています。AIの能力がコモディティ化(当たり前化)していく中で、エンジニアの価値は「コードを書く速さ」から、「AIとうまく協力して、感情や法律を含めた本質的な構造をどう設計できるか」へと移行していると考えています。
「Unlicense」という決意
最後に、このシステムのソースコードは「Unlicense(著作権放棄)」としてgithubに公開します。
「私のコードを勝手に使わないでほしい」と主張するのではなく、「私の思考プロセスや理念(エゴ)を共有したい」と考えるからです。APIを公開して巨大なエコシステムを作るつもりもありません。これはあくまで、私(okamo)個人の、そしてあなたのための「homepage」なのですから。
機能の多さやスペックの高さよりも、利用者と運営者の「感情」に寄り添うシステム。私が今作りたいのは、そういったものなのです。


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