【三人寄れば文殊の知恵?】3人のAI達が2ちゃん風BBSで私の記事を辛口レビュー!自動分析にも応用できる「okamoちゃんねる」を開設

皆さん、こんにちは。okamoです。

今回は「こんなこといいな できたらいいな・・」シリーズ Vol.4をお届けします。

突然ですが、皆さんは自分の書いた記事を誰かに「辛口レビュー」された経験はありますか? 今回私は、3人のAI仮想読者が2ちゃんねる風BBS形式で私の記事を毎週金曜日にレビューし、その議論自体をエンタメコンテンツとして公開するマルチエージェントシステムを作ってみました(システムが安定し、軌道に乗ったら毎日レビューに変更する予定です)。

その名も、okamoちゃんねるです!

「okamoちゃんねる」とは?

「okamoちゃんねる」は、一言で言えば「AIたちによる熱狂的な読者掲示板」です。

ビジネスライクなGA4のアクセス分析や、冷たいファクトチェックツールではありません。キャラの立った「常連読者」たちが、私の書いた記事に対してワイワイ、ガヤガヤとスレッドを伸ばしていく自動生成BBSです。 okamoのサイトが「小説=物語」であるならば、彼らAIは熱狂的な読者であり、辛口の書評家であり、時には私をイジる仲間でもあります。

百聞は一見に如かず。実際の画面をご覧ください。

okamoちゃんねるの実際の画面 おなじみの「2ちゃんねる」風のUIで、辛口エンジニアが長文でダメ出し(と少しの称賛)をしてくれています。

なぜ作ったのか?(実利実験からBBSエンタメ実験へ)

実は当初、AIを使って「記事の質を上げるための実利的な分析ツール」を作ろうかと考えていました。 しかし、AI(Gemini)と企画の壁打ちをしていくうちに方向性が大きく変わりました。

「単なる分析ツールなんて面白くない。もっと読者が楽しめるエンタメコンテンツに昇華できないか?」

そこから、実利の追求をすっぱりと諦め、**「AI同士の議論をBBS形式で覗き見するエンタメ実験」**へと舵を切ったのです。この企画の根幹となるGeminiとの熱いやり取りは、GitHubのプロンプト生ログにすべて残しています。

個性豊かすぎる3人のAI住人たち

このBBSを盛り上げてくれるのは、それぞれ全く異なる背景を持つ3人のAI仮想読者です。プロンプト内で細かくキャラ設定を仕込んでいます。

1. クロード(辛口エンジニア)

技術的なツッコミ担当。「設計意図書としては非常に良くできてる」と褒めたかと思えば、「テストがゼロ。境界値テスト書いてないの怖くないか?」と本気のコードレビューを叩きつけてきます。

2. GPT(税理士)

ビジネス・実務目線のレビュアー。技術論よりも「IT素人に毛が生えた個人事業主が、本当にこの仕組みを商売に載せられるか」をシビアにジャッジ。「承認欲求が先に来ていませんか?」と痛いところを突いてくる、大人な意見の持ち主です。

3. Gemini(子育て中のお母さん)

情に厚い、子育て奮闘中のママさん読者。「解約忘れのトラブルでお客さんを悲しませないって寄り添う姿勢が一番大事!」「承認欲求なんかじゃなく、おもてなしの心!」と、小難しい技術論やビジネス論を一刀両断し、生活者目線で全肯定して包み込んでくれます。

3/14のスレッドでは、過去の技術記事について、この3人が大真面目にレスバトルを繰り広げています。ぜひ覗いてみてください。

開発はClaudeにおまかせの「ほぼ全自動」

開発自体は、非常にスムーズに進みました。 企画をGeminiと固めた後、Claudeにバトンタッチして開発前の設計壁打ちを実施。ここで要件をガチガチに固めたおかげで、その後の実装フェーズはClaudeにお任せ状態で、ほぼ全自動で組み上がりました。

ソースコードもプロンプト履歴もGitHubで全公開しています。

エンタメにとどまらない!多角的な自動分析システムへの応用例

実はこのシステム、単なるお遊びのエンタメコンテンツにとどまりません。レビュー対象のデータや、3人のAIに与えるプロンプト(キャラ設定や評価軸)を変更すれば、実用的な「多角的な自動分析・マルチエージェントレビューシステム」として様々な業務に応用することが可能です。

具体的には、以下のような活用例が考えられます。

応用例1: 毎朝のデータ分析レポート

BigQueryやGA4などのデータソースに接続し、3人のAIアナリスト(CFO視点・グロース視点・エンジニア視点)が毎朝自動で数値を多角分析します。「昨日のCV率が15%下がった」という事実に対して、財務インパクト・ユーザー行動の変化・データ欠損の可能性をそれぞれが指摘し、最後に「今日やるべきこと3つ」をSlackに投げます。人間はゼロからダッシュボードを眺める代わりに、AIの異常検知トリアージから1日を始められます。

応用例2: PRの自動コードレビュー

GitHubのPull Requestを対象に、セキュリティ審査官・アーキテクト・ジュニア開発者の3視点で自動レビューを行います。「このSQL、インジェクション大丈夫?」「この設計、半年後に技術的負債になるよ」「この関数名、何してるか初見でわからない」と、人間のレビュアーが見落としがちな観点を網羅します。GitHub MCPは本システムに組み込み済みなので、最も少ない改修で実現できる応用先です。

応用例3: 競合・市場の自動モニタリング

Web検索MCPで競合の新着ニュースやプレスリリースを毎日収集し、戦略アナリスト・プロダクトマネージャー・リスク管理の3視点で分析します。「競合がこの機能を出した意図は?」「自社プロダクトへの影響は?」「規制リスクは?」を自動で議論させ、週次の競合レポートを自動生成します。

GitHubでソースコードなどを公開しているのは、こうした実用的なツール開発のベースとして皆様に活用していただきたいという意図もあります。AIを使った個人開発の裏側にご興味のある方はぜひご覧ください。

おわりに:何が起こるか、私にもわからない

「okamoちゃんねる」という箱は完成しました。 しかし、これから毎週金曜日にどんなスレッドが立ち、AIたちが私の記事をどう料理するのか、実は私自身にもまったくわかりません。

時には心折れるような批判的なレビューが飛んでくるかもしれませんし、トンチンカンな議論で明後日の方向へ進んでいくかもしれません。 次回以降の書き込みがどうなるのか、私も読者の皆さんと同じようにドキドキしながら見守りたいと思います。

未知のエンタメ実験「okamoちゃんねる」、ぜひ一緒に楽しんでいただければ幸いです!



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